ヒンディー語有気音(帯気音)の発音のコツ

ヒンディー語を勉強し始めてしばらくすると、有気音(帯気音)という発音と出会うと思います。息を吐きながら子音を発音するというものです。ख(kh), घ(gh), छ(chh), झ(jh), थ(th), ध(dh) などが該当します。

有気音ができているかどうか確認するために、顔の前に手をかざして発音してみてください。手に息が強くかかれば有気音の発音ができています。ティッシュをかざして揺れるかどうか視覚で確認するのもよいと思います。

日本語には有気音がないから難しい!と思いがちですが、実は日本語にも有気音の発音はあります。例えば、「がんばって!!」と叫ぶときの最初の「が」は有気音(घ)になっているはずです。つまり、正確には、日本語では有気音と無気音どちらも発音しているが区別せず同じ音として捉えている、ということになります。

日本語=無気音と捉えてしまうとヒンディー語の発音にも悪い影響があります。有気音は意識して一生懸命息を吐いても、無気音の際に漏れる息に無関心になってしまうためです。無気と有気をしっかり対立させて発音することが重要になりますので、無気音の際は逆に息の音が入らないように気を付ける必要があります。

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