関係詞の文
ヒンディー語では【遠称詞(वह、वैसा、उतना etc.)】と【関係詞(जो、जैसा、जितना etc.)】がペアとなることで、2文を繋いだ関係詞の文を作ることができます。 主節には遠称詞、従属節には関係詞が使われます。英語のように従属節が必ず後ろに続かなければならないわけではなく、主節と従属節どちらも前におくことができます。
従属節 | 主節 |
जो आप खाना चाहते हैं | वह खाइए |
あなたが食べたいもの | それを食べてください |
関係詞一覧
遠称詞および関係詞は、文中での品詞や意味に合ったものを使います。
遠称詞 | 関係詞 | |
代名詞、代名形容詞 | वह | जो |
それ、あれ | ||
形容詞、副詞(質) | वैसा | जैसा |
そのような、あのような | ||
形容詞、副詞(量、程度) | उतना | जितना |
それほど、あれほど | ||
副詞(場所) | वहाँ | जहां |
そこ | ||
副詞(方向) | उधर | जिधर |
そちら | ||
副詞(時間) | तब | जब |
その時 |
वह / जो それ
人や物に対して使います。数・格に合わせて活用します(指示語)。
(例)जो आप चाहते हैं, वह आपको मिल जाएगा あなたが欲しがっているものは手に入るでしょう
कल मैं जिससे मिला, वह आपकी बहन है 私が昨日会った人は、あなたの妹です(जिस は जो の後置格形)
वैसा / जैसा そのような、そのように
様態を表します。被修飾語の性・数・格に合わせて活用します(指示語)。
(例)आप जैसा सोचते हैं, वैसी कोई बात नहीं है あなたが考えているようなことは何もありません
जैसे लोग दिल्ली में हिन्दी बोलते हैं, वैसे केरल में नहीं बोलते हैं デリーで話すようには、ケーララでは人々はヒンディー語を話していません。
उतना / जितना それほど
量や程度を表します。被修飾語の性・数・格に合わせて活用します(指示語)。
(例)आप उतना ले लीजिए, जितना खाना चाहते हैं あなたが食べたいだけ取ってください
वहाँ / जहाँ そこ
場所に対して使います。活用はありません。
(例)जहाँ आप गए, वहाँ क्या था ? あなたが行ったところには何がありましたか?
उधर / जिधर そちら
方向を表します。活用はありません。
(例)जिधर हम जा रहे हैं, उधर बहुत बड़ी इमारत है 私たちが行く方にはとても大きな建物があります
तब / जब その時
時間を表す際に使います。活用はありません。
(例)जब मैं गया था, तब बारिश हो रही थी 私が行ったとき、雨が降っていました