原則

ヒンディー語の語順は原則として【S(主語)+O(目的語)+V(動詞)】となります。日本語と同じなので、頭に浮かんだ順にヒンディー語に変えていけば文章を作ることができます。日本人が英語よりもヒンディー語のほうが学びやすいと感じる要因の一つとなっています。

副詞は文頭または主語の後ろに置くことができます。

(例)मैं(私は) रोज(毎日) किताब(本を) पढ़ता हूँ (読みます)

否定文

否定文を作る否定辞 नहीं は動詞の前におきます。

(例)मैं(私は) रोज(毎日) किताब(本を) नहीं पढ़ता हूँ (読みません)

関連文法事項:否定文

疑問文

疑問文でも基本的な語順は変わりません。

(例)वह(彼は) अशोक(アショーク) है(ですか) ?
   आप(あなたは) क्या(何を) पढ़ते हैं(読んでいますか) ?
   आप(あなたは) किसकेसाथ(誰と一緒に) जाएँगे (行きますか)?

関連文法事項:疑問文

複文

複文とは、文章の中に文章が入っている構造の文を言います。従属節を作るकि節(英語のthat節)がある場合は、文章の最後におかれます。ヒンディー語の語順は日本語と非常に似ていますが、この点は英語に似ています。

(例)मैं(私は) सोचता हूँ(思います) कि(ということを) वह(彼は) जापानी(日本人) है(です) 私は彼が日本人だと思います。

倒置

強調した言い方や、詩・歌詞などでは倒置が頻繁に起こります。

(例)क्या है यह ! これは何!(元の語順:यह क्या है)
   छुप न सकेगा इश्क़ हमारा 私たちの愛は隠れることはできないでしょう(元の語順:हमारा इश्क़ छुप न सकेगा )