ヒンディー語で「私はヒンディー語が話せます」の表現2パターン
「私はヒンディー語が話せます」という表現を2種類紹介します。それぞれ構文が異なるので、文法も確認しておきましょう。
मैं हिन्दी बोलता (बोलती) हूँ マェン ヒンディー ボールター(ボールティー) フーン
मैं 私は
हिन्दी [女性名詞] ヒンディー語
बोलता हूँ [बोलना の現在分詞+コピュラ動詞] 話します(主語が男性の場合)
बोलती हूँ [बोलना の現在分詞+コピュラ動詞] 話します(主語が女性の場合)
日本語では「話せます」という可能の表現をしますが、ヒンディー語では単純に「話します」と言います。
さらに、「上手に話せます」と言いたい場合は、副詞ではなく形容詞 अच्छा (良い)を使います。直訳は「私は良いヒンディー語を話します」となります。 हिन्दी (ヒンディー語)は女性名詞のため、अच्छा は अच्छी に語尾変化します。
मैं अच्छी हिन्दी बोलता (बोलती) हूँ 私は上手にヒンディー語を話します。
मुझे हिन्दी आती है ムジェー ヒンディー アーティー ヘ
मुझे [मुझ + को の省略形] 私に
हिन्दी ヒンディー語が
आती है [आना の現在分詞+コピュラ動詞] 来ます
2つ目はヒンディー語独特の表現になります。”物が来る”という言い方で、能力が身についていることを表します。直訳は「私にヒンディー語が来る」となりますが、「私はヒンディー語ができる」という意味です。文法上の主語は हिन्दी (女性名詞)であるため、動詞は常に女性単数形を取ります。
この आना の用法は言語以外にも使うことができます。
मुझे गाड़ी चलाना आता है 私には車を運転することが来ます→私は車を運転することができます。
「ヒンディー語がペラペラです」と言いたいときは、下記のように形容詞 पूरा (完全な)を付けてください。
मुझे पूरी हिन्दी आती है 私には完全なヒンディー語が来ます → 私はヒンディー語がペラペラです。
あいさつができるようになったら、「ヒンディー語が話せる」と言い切ってしまいましょう!
日本人は謙虚な方が多いので、「まだ自分はヒンディー語が話せるというレベルではないな」「このレベルでヒンディー語ができると言ってしまったら、嘘だと思われるのではないか」などと考えがちです。しかしヒンディー語を話すときは性格も切り替えて、自信たっぷりに「ヒンディー語ができます!」と言い切ってしまうことをおすすめします。
実際に、ネイティブに対して挨拶や簡単なフレーズを伝えることができれば、「ヒンディー語ができるんだ!」と喜んでもらえることが多いです。せっかくヒンディー語を勉強しているので、積極的にアピールして会話する機会を作っていきましょう!